phiの自力

世界の片隅で自力を信じて挑戦する記録

映画 フリーソロ

 

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ヨセミテの断崖絶壁をロープ無しで登るアタマのおかしい人のドキュメンタリー映画を観てきた。9月の頭から上映していたが、ぼんやりしている内に近くの映画館では終了してしまい、わざわざ遠くの映画館まで足を伸ばしたが、観て良かった。

 

ヨセミテの自然の美しさとクライミングシーンの迫力、そしてアレックスのクライミングに対する姿勢と彼に関係する人間達との関係が丁寧に撮影されていた。

 

フリーソロというスタイルは危険を顧みない過激な登り方であるが、彼はスリルを求めたり話題の為に登るのでは無く、単純に登りたいから登る、自分の思い描くスタイルで。その結果が前人未到の結果となっただけである。

 

失敗すれば命を落としてしまう行為であり、一部批判的な意見もあるが、人間の可能性の拡大を証明した偉大な挑戦であり想像力だと思う。

 

トレランとクライミングの一部をかじっている自分として、何故肉体的にキツく危険なスポーツをしているのか考える事がある。単純に山が好き、身体を動かすのが好きと言う事があるが、それ以外にも何があるのか?山を楽しむのと同時に自分の限界に挑戦したいのだと思う。